銀杏の若葉

若葉の街を歩いていて、

新鮮な発見があった。

この俳句のままの光景に出会ったのだ。

「銀杏若葉はや銀杏形してをりぬ」(小林清之介)

ichou (2)

万物に生気が盈(み)つる季節。

4月も残りわずか。

今年の立夏は5月6日らしい。

銀杏のような若葉を生み出す力が

自分にも果たしてまだ残っているのか。

私の小さな分身を。

初夏を思わせる陽光を浴びて、

ふとそんなことを考えていた。

 

 

 

 

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