銀杏の若葉 コメントをどうぞ 若葉の街を歩いていて、 新鮮な発見があった。 この俳句のままの光景に出会ったのだ。 「銀杏若葉はや銀杏形してをりぬ」(小林清之介) 万物に生気が盈(み)つる季節。 4月も残りわずか。 今年の立夏は5月6日らしい。 銀杏のような若葉を生み出す力が 自分にも果たしてまだ残っているのか。 私の小さな分身を。 初夏を思わせる陽光を浴びて、 ふとそんなことを考えていた。