ジャズベース:duoの楽しみ

「ベーシストのリーダーアルバムはつまらない」というのは、

おおかたのジャズファンの共通意見である。

「ベーシストとドラマーの・・・」とされる場合も多い。

延々と退屈なベースソロ、ドラムソロを聴かされるからだという。

ところが、私はベーシストのアルバムが好きだ(ついでながらドラマーのも)。

チャールズ・ミンガスなんか、聴く前から涎を垂らすほどの好物だし、

むしろ積極的にベーシストのリーダーアルバムを渉猟している。

そういえば、何年か前に某通販サイトで、

「ベース三昧 ジャズの壁の花を楽しむ」というリストをつくったことがある。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E4%B8%89%E6%98%A7-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E3%81%AE%E5%A3%81%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%82%92%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%82%80/lm/SUSBHKAJVCO3/ref=cm_lm_byauthor_title_full

エレキベースも好きだが、

ウッドベースの体の奥まで響いてくる重低音がたまらない。

そんな私が最も長く聴き込み、

いまでも最もお気に入りのミュージシャンがチャーリー・ヘイデン(Charlie Haden)である。

昨日の午後は、ヘイデンのduoアルバムを集中的に聴いていた。

ヘイデンはduoの名手として高く評価され、

多数のduoアルバムをリリースしている。

そのなかには、パット・メセニーやキース・ジャレット、

オーネット・コールマンなどビッグネームとのduoもあるが、

ジャズファンにとっては意表をつかれたような相手も少なくない。

今回は昨日、聴いた順に紹介する。

時間のある方はぜひ視聴していただきたい。

ジャズベースの魅力の一端がわかると思う。

Charlie+Haden+chaden

① Charlie Haden & Carlos Paredes『Dialogues』(1990)

ポルトガルギタリストと共演した異色盤。ポルトガルギターはファドの伴奏などに使われる、ちょっと小ぶりの丸っこいギター。

「Asas Sobre o Mundo / Nas Asas da Saudade 」https://www.youtube.com/watch?v=Hj6fxDyNLOs

② Charlie Haden & Christian Escoudé『Duo』(1978)

こちらはフランス人ギタリストとジャンゴ・ライハルト(Django Reinhardt)をテーマにしたduo。

「Django」https://www.youtube.com/watch?v=g6zjpwULmdY

「Nuages」https://www.youtube.com/watch?v=3LOJwRAYlx4

③ Charlie Haden & Kenny Barron『Night and the City』(1996)

続いてはベテランピアニストとの瀟洒で都会的なduo。

「Twilight Song」https://www.youtube.com/watch?v=s858XbdhWa4

「For Heaven’s Sake」https://www.youtube.com/watch?v=YY7gVCJhjtM

「Spring is here」https://www.youtube.com/watch?v=7pgSlTHBif8

④ Charlie Haden『Closeness』(1976)

最後にこれらのduoアルバムの先駆けとなった名盤。Hadenが4人のミュージシャンとそれぞれduo。いずれも出色の出来映えだ。

Keith Jarret(p)「Ellen David」https://www.youtube.com/watch?v=qY5USW9w8rg

Ornette Coleman(as)「O.C.」https://www.youtube.com/watch?v=qN0TNNSlaX0

Alice Coltrane(harp)「For Turiya」https://www.youtube.com/watch?v=ZDmfMIZtR70

Paul Motian(perc.)「For A Free Portugal」https://www.youtube.com/watch?v=mEPw9FHo_ZI

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