タイガースの終戦

阪神タイガースは宗教だ。

われわれはマインドコントロールにかかっている、といったのは、

確か日本文化研究センターの井上章一先生だったと思う。

阪神ファンは裏切られても、踏んずけられても、

阪神タイガースに愛想をつかすことはない。

恋人ならなんぼなんでもこうはいかない、

だから宗教なのだと、

稀代の阪神ファンである先生は宣っている。

まったく同感だ。

本日、タイガース終戦の日。

阪神ファンは、性懲りもなく思うのだ。

「来季こそ、優勝や。でも、あかんやろな」と。

この切ないアンビバレンツを抱えて、

ひたすら来季の開幕を待ちわびるのである。

 

 

 

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