先日、ツイ友(twitter友)に
Miles Davis、John Coltraneを聴くうえでの
必須アイテムを5点ずつ挙げよ、と要望された。
おもしろいと引き受けたものの、
こいつは結構、難物だった。
何より5点というのが曲者である。
簡単に絞り込めるものではない。
それと、自分の好きな作品を選ぶのではない。
しかも、こちとらジャズの専門家ではない。
ただ好きで聴いているだけのド素人である。
で、一晩頭を絞って、考えたのが下記である(番号は順位付けにあらず)。
考えているうちに、これは競馬予想に似ていると思った。
本命馬は外せない、でも自分の好みの馬も入れたい。
そんな感じだろうか。
【Miles Davis】
① Kind of Blue
② Porgy And Bess
③ Live at the Plugged Nickel
④ At Fillmore
⑤ We Want Miles
次点 Get Up With It
【John Coltrane】
① My Favorite Things:Coltrane at Newport
② Ballads
③ Crescent
④ A Love Supreme
⑤ Expression
次点 Live in Japan
個人的には、
Milesはエレキ、ファンクを取り入れて前人未踏の音楽に進んでいった時期、
Cotraneはモード手法を極め、フリージャズの一歩手前で危うくとどまっている時期が
好きである。
ともに、美しいものが壊れ、異形だがすさまじいモノが噴出しようとしている。
たぶん、そんな瞬間に最も惹かれる性向があるようだ。
ジャズファンの方、上記のセレクトについてご意見をお寄せください。


歴史的な位置づけも世評も知りませんが、なぜか私のなかでコルトレーン先生のはずせない1枚として「Transition」があります。レコードも持っていたように思うのですが、今やどこへ行ったのやら。
そういえば、マイルス先生の「On The Corner」のレコードもどこいったのかなあ。初めて聴いたときは「何じゃこりゃ」と思ったものですが、その後の経緯を思うと、これもまた。
「Transition」はJCの没後に発表された作品で、
まさに「モード手法を極め、フリージャズの一歩手前で危うくとどまっている時期」の録音です。
すなわちドフリーをやらかした「Asension」の1カ月前の収録であり、
黄金のカルテットとしては最後の作品(たぶん)です。
JCだけがあっち側にいってしまいそうになっており、
マッコイやエルヴィンは「殿のご乱心」を懸命にいさめている感じ。
JC本人もちょっと行き過ぎたかと、行きつ戻りつ。
上のような趣旨のセレクションには入れにくいけど、
個人的には、私も最も好きな作品のひとつです。